湿度・露点換算 (相対湿度 / 絶対湿度 / 露点)
気温−40〜50℃・相対湿度0〜100%から絶対湿度・水面基準の露点・水蒸気圧・不快指数を近似計算。逆算・霜点・健康や安全の判定は対象外。
湿度・露点換算 (相対湿度 / 絶対湿度 / 露点)について
気温と相対湿度から計算する5つの値
気温と相対湿度から絶対湿度、露点温度、実水蒸気圧、飽和水蒸気圧、不快指数の参考値を計算します。絶対湿度や露点からの逆算には対応していません。気温は−40〜50℃、相対湿度は0〜100%です。半角数値・指数表記を各32文字以内で入力してください。
相対湿度と絶対湿度の違い
相対湿度は現在の水蒸気圧と同じ温度の飽和水蒸気圧の比を百分率で表します。絶対湿度(g/m³)は水蒸気の質量密度です。体積が変われば絶対湿度も変わり、水蒸気圧一定でも温度に依存します。乾燥空気1kg当たりの水蒸気質量である混合比とは異なります。
25℃・60%では絶対湿度は約13.79g/m³、露点は約16.70℃です。表示は小数第2位まで(不快指数は第1位まで)の概算で、極小値には指数表記を使います。表示桁数は測定精度の保証ではありません。
近似式と計算範囲
Tを気温(℃)、RHを相対湿度(%)として、es = 6.1094 × exp(17.625T / (243.04 + T)) hPa、e = es × RH / 100、絶対湿度 = 216.679e / (273.15 + T) g/m³で計算します。水面基準のMagnus近似式(Alduchov–Eskridge係数)と理想気体の近似を用います。気圧による補正や計測器の誤差は含みません。
露点は水蒸気圧一定で冷却し飽和する温度です。RHが正のとき、γ = ln(RH / 100) + 17.625T / (243.04 + T)、Td = 243.04γ / (17.625 − γ)で求めます。露点が−40℃未満になる条件は近似式の範囲外として数値を表示しません。RHが100%なら露点は気温と同じです。RHが0%なら実水蒸気圧・絶対湿度は0ですが、有限な露点は算出できません。
水面基準の露点と用途の限界
氷点下でも過冷却水面に対する値を計算します。氷面に対する霜点とは異なり、霜や結氷の予測には使えません。結露の検討では室温だけでなく、物の表面温度と露点を比較する必要があります。
不快指数は0.81T + 0.01RH(0.99T − 14.3) + 46.3という式の参考値です。風や日射、個人差を含まず、体感や健康・安全を判定しません。このツールから感染予防、加湿量、カビ発生、熱中症の判断はできません。
よくある質問
- Q. 湿度0%でも計算できますか?
- はい。実水蒸気圧と絶対湿度は0になります。水蒸気がない条件では有限な露点を算出できないため、露点には理由を表示します。
- Q. 気温が範囲内でも露点が表示されないのはなぜですか?
- 相対湿度が低いと、露点が近似式の計算範囲である−40℃を下回る場合があります。その場合も他の計算結果は表示します。
- Q. 絶対湿度は温度が変わっても一定ですか?
- 常に一定とは限りません。絶対湿度は体積当たりの水蒸気質量なので、空気の膨張・収縮でも変わります。水蒸気の出入りがないことと、絶対湿度一定は同じ条件ではありません。
- Q. 氷点下の露点は霜点ですか?
- いいえ。この計算は氷点下でも過冷却水面を基準にします。氷面に対する霜点とは異なるため、霜や結氷の予測には使えません。
- Q. 絶対湿度や露点から相対湿度を逆算できますか?
- このツールの入力は気温と相対湿度だけです。絶対湿度や露点を入力する逆算は提供していません。
- Q. 感染予防や快適さの目標値を決められますか?
- このツールは湿度に関する物理量と不快指数の式を計算するもので、感染予防、加湿量、カビ発生、熱中症や快適さの判定・推奨値は提供しません。


